,収益物件というのは、居住するためのものしかないという考えは捨ててください。それ以外にオフィスにぴったりの収益物件も見られますし、飲食店を想定した物件やら倉庫使用が想定されている収益物件も稀ではありません。少し前に海外不動産投資が注目を浴びたのは、東南アジアとか豪州などの収益物件をゲットしておいたら、「この先ぐっと高値で売却することができる」という風にあおられたからではないでしょうか。いざという時困らぬようにと思ってスタートしたマンション投資だったはずが、反対に迷惑な存在になることもあります。利回りは当然ですが、安定を意識すれば空室にならないかどうかが問題なのです。一括借り上げを持ちかけてくる業者等は、「長期家賃保証」などと言ってきます。ですが契約したいと思ったら、詳しく内容についてはっきりさせることが大事なのです。アマチュアでもやってみていいのは、危険の大きい海外不動産投資じゃないのです。日本国内の物件の賃料などから得られる収益を目論む、通常形態の不動産投資だけなのです。アパート経営に関しては、なかなか入居者が決まらないのが一番のリスクだと考えます。そのリスクに目をつけて、家賃保証をする管理会社が増えてきましたが、はっきり言って家主側には良いことがほとんどないと断言できます。マンションなどの賃貸経営の場合、物件を買った時の会社に、続けて物件管理を依頼するのが一般的だとされますが、空室対策に疑問があるというのであれば、改めて管理会社を探すといいかも知れません。不動産投資においては、良物件に巡り合うことだけでなく、実力のある営業マンと関係を築くこともとても意味のあることと言えます。資料請求も自分にうってつけの営業マンと接点を作るための一つの手段です。不動産投資セミナーと言うと、中古不動産のセミナーに偏っていると信じ込んでいる人も多いかと思いますが、アパートを建てるために土地を買うというファーストステップから始める新築アパート経営を解説してくれるようなセミナーも少なくありません。不動産投資をしようと思って資料請求を行なうと、「嫌になるくらいセールスしてくる」というイメージがあるかも知れません。しかし資料請求なんかでは、営業たちだって狙いを定める対象と判断することはないでしょう。家賃保証をするサブリースは、アパート等の不動産のオーナーと不動産会社側との間で契約したうえで行われる転貸借と見なせますので、ごく当たり前のアパート経営と同じものと考えてはいけません。そういうわけで、サブリースの欠点なども知っておく必要があります。最近気になる不動産投資セミナーですけど、不動産投資の会社が開くのが普通ですから、その会社が管理している物件の入居率の具合を確かめるのも、良いセミナーかそうでもないかを判断するコツといえます。「一括借り上げ」関係で問題が発生するのは、「一括借り上げ」で結ばれる契約が形式上事業者と事業者の契約であることから、貸主であるオーナーは消費者契約法で守られる消費者ではないということと、宅建法でいう売買契約には当たらないので、重要事項説明が不要であるからだと考えられます。これから投資を考えている人にとっても貴重な不動産投資セミナーは、区分マンションでの資産形成とかアパート経営の税金の話などに焦点をあてており、セミナーの主題が身近で重要なものばかりであるというわけで、毎回参加者が殺到しています。資金の運用ができる収益物件には、毎月決まった賃貸料だけではなく、購入価格より高い価格で売却することにより差益が生じる物件も存在します。賃料のような利益のことは株主への配当金と同じようなものとして「インカムゲイン」、売買による利益は株やゴルフ会員権などの売買で得た儲けと同じく「キャピタルゲイン」と呼ぶ場合もあるので、頭に入れておいてください。