,歯科医師による訪問歯科診療の場面では、医師の治療が一通り終了した後も口の中をケアしに、定期的に数度歯科衛生士達が、訪問することがたまにあってしまうのです。虫歯の元凶は、ミュータンス菌と呼ばれている大元の菌の仕業によるものです。口腔内に虫歯菌が発生したら、その菌を除菌する事はこの上なくハードルが高いのです。最初は、歯磨き粉を使用しないで丁寧に歯みがきする方法を覚えてから、仕上げする折に少なめの歯磨き剤を使用するとよいのではないでしょうか。糖尿病という側面で鑑みると、歯周病という病になるがために血糖値の制御が難しくなり、それが要因となって、残念ながら糖尿病の悪化を発生させる危険性が考察されるのです。乳歯は永久歯に比べると、歯のエナメル質や象牙質の厚みが約半分ほどしかありません。更に歯を再び石灰化する力も乏しいため、むし歯の原因菌にすんなりと溶かされるのです。エムドゲイン薬を歯周外科で治療する時に付ければ、初めて乳歯が生えてきたような状況とそっくりな、タフに密着する歯周再生を進めることが実現します。今や幅広く認識されることになった、キシリトールの入ったガムの働きによる虫歯の予防方法も、こういった研究開発の結果、築き上げられたといえるでしょう。人の歯の表面を覆う生体で最も硬いエナメル質のすぐ下の場所から、口腔環境を示す酸性の度合いが低くなりph（ﾍﾟｰﾊｰ）5.5～5.7より低い数値になると、歯を形作る重要な要素であるリンやカルシウムが溶けてしまいます。PMTCを利用することで、ベーシックな歯ブラシを利用した歯磨きで取りきれない色素沈着の汚れや、歯石とは異なるゴミ、ヤニなどをすっきり無くします。大きくなってしまった歯と歯茎の隙間（歯周ポケット）には、汚れたプラークが非常に入り込みやすく、こうやって固着したケースは、歯を磨くことだけおこなったのでは、残念ですが完全に取り去るのは不可能です。ここ最近では歯周病の要因を消すことや、原因となる菌に冒されたゾーンを治療することで、組織の新たな再生が期待できる処置が実用化されました。歯の表面にプラークが固着し、その箇所に唾液のなかにみられるカルシウムや他の数種類のミネラルと呼ばれる成分がこびり付いて歯石になるのですが、それらの元凶はプラークです。レーザーによる歯の処置は、ムシ歯をレーザーで消してしまい、しかも歯の外側の硬さを引き上げ、虫歯菌のついた歯になりにくい口内環境にする事が可能になります。口の開け閉めが起こす筋肉の緊張を和らげ、ひずんだ顎関節の奥の方を正常化するリハビリを実践したり、顎関節の動き方を改良するエクササイズをやってみましょう。恥ずかしい話ですが日本は予防においては後進国といわれており、欧米人と比較しても、実は日本人の歯の寿命が短縮し続けています。もとから予防全般に取り組もうとする危機意識が違うという事が感じられます。